ホントのフランケンシュタインは誰だ

※この記事は、以前amebloでブログを運営していたときの記事を編集したものです。

あいつのせいだ、あいつの・・・呪ってやるぅ、エコエコアザラク、エコエコアザラク・・・なんて誰も知らないですよね。

エコエコアザラクといえば、魔太郎が来るっていうマンガもあって、すごく怖かった記憶があります。

最近の子供は、「学校の階段」あたりが怖い読み物なんですかね。

ドラキュラとかフランケンシュタインとか、円山応挙の幽霊画とか、知らないんだろうな・・・。

さて、ここは英英辞典に載っている、いろいろな小説や映画のタイトルを読んでみようというコーナーです。

今回は「フランケンシュタイン」をとりあげます。

フランケンシュタインというと体の大きな怪物で、ちょっとトロいけれども人を襲う人造人間というイメージだと思いますが、元々は人造人間を作った博士の名前がフランケンシュタインなのだそうです。

ただ、後生の作品ではいろいろとアレンジされて、怪物の名前自体がフランケンシュタインだったり、もともと怪物として存在していたというものがあるそうです。

ということで、ここらで英英辞典を見てみましょう。

[Frankenstein]
a novel by Mary Shelley, which was published in 1818 and tells the story of a scientist, called Frankenstein, who makes a creature by joining together bits of dead bodies. The creature is gentle at first, but later becomes violent and attacks its maker. People sometimes mistakenly call the creature Frankenstein, instead of the scientist who made it.
(LDOCE)

ここでは、フランケンシュタインという科学者が、死体からパーツを集めて生き物を作った・・・とあります。

この生物は最初のうちはおとなしいけれど、そのうち凶暴になって自分を作ったフランケンシュタインを襲う。

そして、最後にはこの生物のことをフランケンシュタインと呼ぶ人もいる(もちろんこれは間違いなのですが)。

ん~、いわれてみれば、フランケンシュタインの小説って実は読んだことがなくて、怪物くんに出てきたトロいヤツしか知らないような気がしてきました。

今度、図書館にでも行って読んでみよう。