さて、スペイン語では主語が省略されることが多いのですが、その主語を覚えました。
そして、「私はXXXXです」は、スペイン語では Soy XXXX.ということも最初に学びました。
この Soy XXXX. には主語が省略されているのですね。「私は」ですから、もちろん yo が「私は」という意味の主語になります。
では、soy とは何なのか。
ちょっと考えてみればわかる通り、「〜〜です」という動詞にあたる単語です。
そして、スペイン語の動詞は主語に合わせて形が変化します。
ということは、soy とは何らかの動詞の「主語が一人称」のときの活用形ということになります。
この原形は動詞 ser (〜〜です)です。
ということで、動詞 ser の活用を覚えましょう。まずは単数形から。
yo(私は) | soy(ソイ) |
tú(君は) | eres(エレス) |
ested(あなたは) él(彼は) ella(彼女は) | es(エス) |
三人称の活用はいずれも es なので、覚える量が少なくて助かりますね。
ということで、動詞がどのように活用されているかを見れば主語がわかるので、主語が省略されてしまうんです。
Soy XXXX.(私はXXXXです)
も、丁寧に書けば
Yo soy XXXX.
となります。
それでは「彼はカルロスです」はなんというか・・・。
主語が「彼」ですから él を使うことはすぐわかりますよね。そして、それに対応する活用形も、上に載せたとおりです。
ということで「彼はカルロスです」は
Él es Carlos.(彼はカルロスです)
となります。