カーテンのつく言葉

何となく目の前のカーテンを見ていたら、懐かしい言葉を思い出してしまったので、今日はカーテンがつく言葉を英英辞典でちょっと見てみましょう。

先に英英辞典の説明文を載せますので、いつもの問題のように何のことなのか考えてみてください。

まずはこれ。

the time at the end of a performance when the actors come to the front of the stage to receive applause
(LDOCE)

パフォーマンスが終わったときになんたらかんたら・・・。

COBUILDを見てみると・・・

In a theatre, when actors or performers take a curtain call, they come forward to the front of the stage after a performance in order to receive the applause of the audience.
(COBUILD)

答えがどこに出てきているかわかりますか?

答えは curtain call(カーテンコール)です。
劇が終わって幕が閉じた後に拍手が鳴り止まず、また幕が上がって役者が一礼したりしますよね。あれです。
確かギネスブックにはカーテンコールの最高回数なんていうのもあったと思うのですが、何回でしたっけ。

それでは次です。
the name that was used for the border between the Communist countries of Eastern Europe and the rest of Europe
(LDOCE)

COBUILDで答えを出す前に、いつものようにちょっと間を空けます(笑)。

さて、それではCOBUILDを見てみましょう。

People referred to the border that separated the Soviet Union and the communist countries of Eastern Europe from the Western European countries as the Iron Curtain.
これもちょっとすぐに答えが見つからないかもしれませんが、最後の最後に出てきます。
Iron Curtain(鉄のカーテン)です。
20年ほど前までは、東西冷戦の緊張した状態を表す言葉としてこの「鉄のカーテン」というのがよく使われました。
チャーチルが1946年に行った演説の中で使った言葉だそうです。