※この記事は、アメブロ時代にかいた投稿を若干改変したものです。
さて、どちらも訳すということに関連する単語ですが、どのような違いがあるのでしょう。
translate をまず見てみましょう。
[translate]
to change writing into another language
(LDOCE)
If something that someone has said or written is translated from one language into another, it is said or written again in the second language.
(COBUILD)
他の言語に変換すること。翻訳することです。
LDOCE には see also interpret とあります。
コンピュータに詳しい方はすぐ気がつくかもしれませんが「インタープリタ」というときの interpret です。
素直に見ておきましょう。
[interpret]
to translate one language into another
(LDOCE)
If you interpret something in a particular way, you decide that this is its meaning or significance.
(COBUILD)
こうやって読んでみると、interpret も translate も同じような気もします。
でも、よく読んでみると write があるかないかという違いがある。
どうやらキーになりそうなのは「書くこと(文字)が関係するかどうか」ですね。
そうやって見てみると、translate は書くことで言語を変換するのですから「翻訳する」というのが合っていそうです。
逆に interpret は書くことにはまったくこだわっていない。
となると、「通訳する」というのが意味としてはあっていそうですね。
もっとも、翻訳と通訳というように、仕事の内容がまったく違うような感じがするのは日本だけかもしれません。それだけ文章としての日本語を書き起こすのが難しいということかもしれませんが。