abilityとtalent, skillの違い

※この記事は、アメブロ時代にかいた投稿を若干改変したものです。

 

今日は特に理由はないのですが、abilityとtalentの違いについて、英英辞典で見てみようと思います。

どちらも「才能」という意味ですが、タレントっていうのはテレビなどで聞く機会があっても、アビリティはゲームの世界くらいしか聞かないかもしれません。

何か違いがあるのだと思われますが、さて、その違いはなんでしょう。

まずは ability から英英辞典で見てみましょう。

[ability]
someone’s level of skill at doing something
(LDOCE)

Your ability is the quality or skill that you have which makes it possible for you to do something.
(COBUILD)

何かができる、その腕前というかレベル・・・それがアビリティです。

それではタレントは。

[talent]
a natural ability to do something well
(LDOCE)

Talent is the natural ability to do something well.
(COBUILD)

これは、natural という単語が出てきているように、生まれつきもっているものです。

ですので、ability というのは練習して身につけた技量、技術ということになります。

この ability の説明文には、量に skill という単語も出てきました。

スキルっていうのは実社会でもよく聞きますし、ゲームにも出てきます。

[skill]
an ability to do something well, especially because you have learned and practised it
(LDOCE)

Skill is the knowledge and ability that enables you to do something well.
(COBUILD)

なんだか skill と ability の間で堂々巡りをしているようですが、こちらも「能力」というよりは「技量、技術」といった方がいいように思います。

ということで、タレントは生まれつきもっているものなので、基本的には変えようがないのですが、アビリティやスキルは特訓次第で向上させることができるんですね。

あと、同じような意味合いで aptitude という単語があります。

[aptitude]
natural ability or skill, especially in learning
(LDOCE)

Someone’s aptitude for a particular kind of work or activity is their ability to learn it quickly and to do it well.
(COBUILD)

さぁ、どうでしょう。

学ぶことで身につけるということで、talent よりは ability や skill に近いようです。

いずれにしても、人生はいつまでも勉強です。

talent は足りなくても、skillやabilityは常に向上させていきたいですね。