phantom と ghost の違い

※この記事は、アメブロ時代にかいた投稿を若干改変したものです。
ちょうどいい季節ですが、幽霊を英語でいうとすぐ思いつくのは ghost です。

[ghost]
the spirit of a dead person that some people think they can feel or see in a place
(LDOCE)
A ghost is the spirit of a dead person that someone believes they can see or feel.
(COBUILD)
死者の魂なんですね。
それが生きている人に見える形で出てくる。
それが ghost 。
デミ・ムーアが出ていた映画「ゴースト」っていうのがありましたが、ん~、なぜか私はいまだに見ていません。えらく泣けるって聞いているので、ぜひとも見てみたいのですが(私はそういう映画に弱い)。
でも、日本の「幽霊」って、ひたすら怖いですよね。
ただ死んだのではなく、この世に恨みを残しながら死んだ人が幽霊として現れて復讐する。
そんなイメージです。
次に、こんな単語があります。

[phantom]

the image of a dead person or strange thing that someone thinks they see
(LDOCE)
A phantom is a ghost.
(COBUILD)
ghost と同じような気もしますが、どちらかというと「目に見えないけれども存在する」という感じがします。ちょっと不思議な存在というイメージでしょうか。
私は「オペラ座の怪人」を見たことがないのですが、これの原題は the phantom of the opera ですよね。
あと、spectre(アメリカ英語では specter)というのも ghost と同じような感じで使われることがあります。
[spectre]
something that people are afraid of because it may affect them badly
(LDOCE)
If you refer to the spectre of something unpleasant, you are referring to something that you are frightened might occur.
(COBUILD)
同じ幽霊でも、こちらは相手を怖がらせる存在。
日本には、まだ生きているのに寒いギャグで相手を震え上がらせるスペクターさんがいますね。
最近見かけないけど、何をやっているんだろ。