アメリカとイギリスで違う単語(消しゴム)

※この記事は、アメブロ時代に書いた記事を若干改版したものです。

 

同じ地下鉄を意味する単語でも、subway と underground(またはtube)という感じで、アメリカとイギリスではまったく違っていましたね。

このような単語は他にもあります。

今回は消しゴム。

私たちがよく知っているのは eraser だと思います。

[eraser]
a small piece of rubber that you use to remove pencil or pen marks from paper [= rubber British English]
(ロングマン英英辞典より引用)

ということで、イギリス英語だと rubber なのですね。

説明文中に出てくる a small piece of rubber での rubber は、いわゆる普通のゴムです。

で、a piece of とついていることからわかることは・・・??

そう、このブログやメールマガジンでは小難しいことはやらないのですが、英英辞典の基本として名詞を取り上げたときにちょっと出てきました。

数えられない名詞ってことですね。

英英辞典の使い方(品詞の表示について 名詞編)

でも、たぶんイギリス英語でいう「消しゴム」として使うときは、やっぱり数えられると思いません??

[rubber]
a substance used to make tyres, boots etc, which is made from the juice of a tropical tree or artificially
(ロングマン英英辞典より引用)

こちらは uncountable と出ていましたので、数えられない。つまり、原料としてのゴムです。

その次にこんな説明文があります。

[rubber]
a small piece of rubber or similar material used for removing pencil marks from paper [= eraser American English]
(ロングマン英英辞典より引用)

書きませんでしたが、英英辞典にはちゃんと「British English」「countable」と出ていました。

こちらがイギリス英語で言う「消しゴム」ですね。