レコードのスリーブ

※この記事は、アメブロ時代に書いた投稿を若干改変したものです。

 

時期的には、そろそろ夏も終わりですね・・・と言いたくなるのですが、実際にはまだまだ夏真っ盛り。

私は普段から私服なので、場合によっては平日でもずっとTシャツで過ごしてしまうこともあります。

とはいえ、さすがにノースリーブというわけにはいきませんし、見たい人もいないでしょう。

このスリーブ。

「袖」ってことですが、英英辞典で見てみるとこんな風に書かれています。

[sleeve]
the part of a piece of clothing that covers all or part of your arm
(LDOCE)

The sleeves of a coat, shirt, or other item of clothing are the parts that cover your arms.
(COBUILD)

英英辞典をみていると、こんな表現も出てきます。

[have something up your sleeve]
to have a secret plan or idea that you are going to use later
(LDOCE)

If you have something up your sleeve, you have an idea or plan which you have not told anyone about. You can also say that someone has an ace, card, or trick up their sleeve.
(COBUILD)

説明文を見る前は、なんとなく「袖の下」をイメージした方もいらっしゃったかもしれませんが、ちょっと違いますね。

袖に隠し持っている策ですから「秘策」という感じでしょうか。

 

 

もう一つ。今度は単に sleeve ですが、こんな意味もあります。なんのことでしょうね。

[sleeve]
a stiff paper cover that a record is stored in
(LDOCE)

A record sleeve is the stiff envelope in which a record is kept. (mainly BRIT; in AM, usually use jacket)
(COBUILD)

COBUILD の説明文にもあるとおり、これはイギリス英語で、アメリカ英語だと jacket という・・・。

そしてレコードに関するモノのようだ。

となると、これはレコードのジャケットのことですね。

今は、レコードのジャケットどころかCDすら買わずにオンラインで音楽データを購入する時代ですが、やっぱりアルバムのジャケットってそのバンドの意気込みやアルバムのテーマなどが反映されていて、ジャケットの絵と音楽が揃って初めて一つの作品だと思うんです。

ジャケットの絵だけ見て買ってしまうこともよくありました。