※この記事は、アメブロ時代に書いた記事を若干改版したものです。
どちらも「~~したい」という意味の be eager to と want to ですが、少し違いがありそうです。
まずは英英辞典に出てきた例文を見てみましょう。
I was eager to get back to work as soon as possible.
I really want a drink.
(ロングマン英英辞典より引用)
be eager toのほうは「とにかく仕事に戻りたかったんだ!!」という感じ。
want to のほうも really がついているとはいえ、しょせん「飲み物」ですから、さほど切迫感はないような気がします。
これが砂漠で何日も迷ったあげく・・・という状況ならともかく・・・。
これをふまえて、ちょっと eager を英英辞典で見てみると。
[eager]
very keen and excited about something that is going to happen or about something you want to do
(ロングマン英英辞典より引用)
keen っていうのは、ちょっと見慣れないかもしれないので放っておいてもいいですが、「鋭い」「鋭敏な」という意味もありますが、ここでは「熱心な」という意味です。
ま、これは飛ばすとしても、excited なんていうのが出てきています。
この時点でちょっと普通のレベルではないような感じがしますね。
で、何に対して keen もしくは、excited なのか。
something that is going to happen(起ころうとしている何か)
と
something you want to do(やりたいと思っていること)
に対して・・・です。
つまり、ただ「そうなればいいな」「ほしいな」というレベルではなく、「熱望している」「渇望している」というのが be eager to になります。
コウビルド英英辞典を見るともっとシンプルに書いてあります。
[eager]
If you are eager to do or have something, you want to do or have it very much.
(コウビルド英英辞典より引用)
ただ願っているんじゃないですね。
I want to go to Hawaii.
だと、「ハワイに行きたいな~」「行けるといいな~」くらいですが
I am eager to go to Hawaii.
だと、「ぜって~行く!」「行かずにはおかん」という感じですね。