ウイダーインゼリーに書いてあった英語

※この記事は、アメブロ時代に書いた記事を若干改版したものです。

別に毎朝食事をとる時間がないわけではないのですが、最近ウイダーインゼリーを食べる(食べるっていうのかな、あれ)ことが多いです。

マスカット味の「エネルギー」を食べるのですが、そのパッケージに書いてあった英語に見慣れない単語を見つけました。

まずは書いてあった英文ですが、こんな感じ。


A special jelly drink designed to supply carbohydrates equivalent to a rice ball. It’s an energy resource for everyone facing a challenge or task.


いつもの調子で、前からざっと読んでみると

・スペシャルなゼリードリンク
・carbohydratesを補給するためにデザインされた
・おにぎりに equivalent する

後半の文章は省略しますね。

さて、赤字の部分が見慣れない単語です。

このゼリードリンクが補給している carbohydrates とはなんなのか。

素直に英和辞典を引いてみてもいいですが、ま、ここはお約束で英英辞典を見てみましょう。

意外と何とかなるものです。

[carbohydrate]
a substance that is in foods such as sugar, bread, potatoes, which provides your body with heat and energy and which consists of oxygen, hydrogen, and carbon
(ロングマン英英辞典より引用)

何とかなる・・といいつつ、なんだか頭がくらくらしてきますが、ちょっとがんばって読んでみましょう。

まず、substance というのは、物質ってことです。要するに「何か」です。

どんなものかというと、砂糖やパン、ポテトなどに含まれているんですね。

で、あなたの体に与えてくれる(provide)。

なにを与えてくれるのか・・・

heat(熱)やenergy(エネルギー)を・・・です。

さらに、この「何か」が何からできているのかということが、ちょっと小難しい単語と一緒に書いてあります。

oxygen と hydrogen と carbon からできているんですね。

化学の時間じゃないので詳細は省略しますが、この3つは酸素と水素と炭素です。

結局、パンなんかに含まれている栄養素のことのようです。

パンといえば炭水化物。

ということで、この小難しいcarbohydrateという単語は「炭水化物」のことです。

通常複数形にして使うので、carbohydrates というようになっています。

では、その炭水化物とおにぎりにはどういう関係があるのか。

私はいくら食べても太らないので、食べ物のカロリーなんか気にしたことのないのですが、ウイダーインゼリーには 160kcalと書かれていました。

さすがの私も知っていますが、だいたいこれはおにぎり一個分のカロリーです。

ということで、equivalent to a rice ball で「おにぎりに匹敵する」です。

ちなみに、ここから先は完全に余談ですが、炭水化物の多くは、化学式で言うと CmH2On であらわされます。

ほんとに炭素と水素と酸素ですね。

これを Cm(H2O)n と書くと、炭素に水がくっついたように見える( H2O が水ですね)ので、炭水化物っていうそうです。

余談、おわり。